2024年2月23日金曜日

シートポスト制作はミヤタ・ワーカー


前回のシートポスト工作とは別の車体となるのは、ミヤタ・ワーカーという実用車でロッドブレーキである。ブレーキをワイヤーで引っ張る以前の昭和の自転車です。1970年前後あたりから販売をしていたモデルで、僕の個体は’1923~25年あたりではないかと部品の構成から判断をしたと聞いています。僕のものはメーカーロゴラベルはシールですが古い製造期では多分メタルプレートではないかと思います。


今回の注文26mmでは二日で納品でしたが、前回の22mmは10日かかりましたから中国からではないかと思います。26mmは現在も流通量があるから国内在庫があったので早かったのかもしれない。どちらにしても切りっぱなしで後処理はされていない。


今回は肉厚3㎜で、これは幸いにして良かったと思う。というのは、サドルのクランプが22㎜に適合となっているのでそれに合わせないといけない。


このやすりで肉厚3mmから1.5mmぐらいまで格闘する。工作機械があればものの数分でできるわけです。手間をかけてしていると疲れはしますが手作り感がひとしおで気持ちの満足感がある。

これは以前オークションで購入した皮サドルのクランプ部品。レストアをして今回のワーカーに使うつもりで流用していたんですが、


滑り止めのギザギザをすり減らしてしまった。これではうまく固定ができない。
ついでには、
貫通ボルトのねじ山もつぶれてしまった。ねじ山修正を試みるよりは他の部品を調達すべきかなって思っています。修理するべき工作で壊してしまうケース・・・なじ山は注意しなくちゃ。





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