2023年8月22日火曜日

BMWR65 サイドスタンドにワイヤー装備

 




BMWはサイドスタンドは乗ったままでは出すことができない。このシステムにはBMWならではの哲学というものがある。オートバイはセンタースタンドが基本ということ。そして、サイドスタンドをしまい忘れて転倒事故になることを防ぐ目的で、サイドスタンドを掛けている状態で車体を起こすとスプリングが効いて外れるというシステムになっている。これはこれで便利ではある。が、年齢とともに体力が落ち、なおかつ足が上がらなくなってくると、オートバイから降りるときには正直緊張をする。

一般的なオートバイは跨ったままでサイドスタンドが出せる・・・これが当たり前という具合に浸透している。
そこで一般的なように乗ったままでサイドスタンが出せるものがアフターパーツでも出ている。しかし値段が高くて数万円もする。

かねてから悩んでいたが、それこそ現在での体力が落ちた状態となればなんとかサイドスタンドを考えなくてはいけなくなってきた。
とあるビーマー・・・今ではめったに聞くことではないがBMWに乗っている人のことをビーマーという。その方のブログでサイドスタンドを跨っている状態で出す方法・・・造作の記事を見つけた。

使うものは自転車の部品である。太鼓付きブレーキワイヤー、アウターチューブ、Vブレーキに含まれるワイヤーアプローチとでもいうものか。

何とか取り付けることはできたものの、相当な引っ張り力が必要。果たして跨った状態でスタンドが出せるだろうか?

ここまで仕上げるまでにはワイヤー二本とアルミクリップ数個をつぶした。





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